広島オタクツアーを企画実行っ!

2005年という年は僕のような隠れオタクにとってはミリタリーオタクであることをカミングアウトするのにふさわしい年といえた。2005年は1945年の終戦から数60年という節目の年ということもあり、「終戦のローレライ」をはじめ、あの戦争を題材とした本や映画がこれまで以上に人々の目に触れる年だったからである。



そんな中、呉に10分の1の模型を目玉にした大和ミュージアムがOPEN、そして尾道に冬に公開予定の角川映画「男たちの大和」のセットがあり、どうやら対岸から見えるらしいとの極秘情報をネットでキャッチしたのである。さっそくオタクの後輩F君に誘うと1泊2日で呉の旧海軍兵学校までプランに入れた旅行計画を作成してくれた。

せっかくなので社外でしりあったオタク(?)のT氏にも連絡すると日帰りになるが是非参加させてほしいとの連絡があり、3人はゴールデンウィークの初日という、普通家族持ちならば家族サービスをして当然の日に大阪からT氏のベンツワゴンで尾道に向かったのである。向島についても一体どこに大和があるのかさっぱり分からない。車を走らせていると、突如視界に大和の副砲が!車の中にもかかわらず、「あっ、副砲が見えましたっ!」と大声を出してしまった(汗)

  
  造船所の裏山へ潜入するオタク達
       あ!あれは目指す大和では?

造船所の守衛さんにこっそり情報もどきを教えてもらい、やぶを掻き分けて裏山へ。おおっ!大和が見えた。でかいっ!!!

  
撮影はお休みでした。こういうシーンを撮影していたんだろなあ。その後、一般公開されました。

 目覚めよ、蒼き魂たち

その後、2005年12月に公開された「男たちの大和」はそのヒットも手伝ってか、あまり関心のなかった人たちも沢山見に行ったようだ。このころになると僕はミリタリーオタクと職場で公言していたので、飲み会の席では「あのシーン、あの台詞はどういう意味か?」「本当に片道燃料だったのか?」という質問から、「時代背景を知りたいので説明してほしい」と本楽的な(?)依頼まで受けることとなり、これも自己PRなのかなあと思いつつも、興奮しながら解説する自分の姿をいまはほほえましく(?)認めることができるのである。

この日は広島市内に宿泊し、翌日江田島の旧海軍兵学校大和ミュージアムを見学し、大満足オタクツアーは終了したのであった。


戦跡専門プチ旅行とか無いのかなあ・・・。

  
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