隠れミリタリーオタクの見分け方 その2



   ソロモン諸島






ダイビングをしないのにやたらと南太平洋の島に詳しい


ダイビングの趣味がないはずなのに妙に南太平洋の島の名前に詳し人がいたらそれはきっと日本軍オタクかもしれない。右翼と誤解されてしまうというひけ目もあるため、特に周囲に隠しているのはこのタイプ。かくいう私もその一人。近年は「大和ミュージアム」のOPEN、映画「ローレライ」や「男たちの大和」の上映で「やっと、俺たちの時代が来た!」とひそかに鼻息を荒くしているのだ。

そんな隠れオタクたちを発見するのにはまずは、ペリリュー島って知ってると聞いてみることだ。ペリリュー島はダイビングで有名な島でもある。あれ、ダイビングの趣味あったっけ?と聞くとオタクならきっと焦るはずだ。
ペリリュー島へ向かう船から撮影

その次は間髪いれずに「ガタルカナル島ってどこにあるか知ってる?」と聞いてみよう。たけし軍団に「ガタルカナル・タカ」が居たから相手がオタクでなかったとしても適当にごまかせる。ここで詳しい位置を説明できたら、まずミリタリーオタクであることは間違いない。ただし、その中には戦史オタクも含まれるだろう。最近は失敗戦略のネタにされているようなので、向学心旺盛なサラリーマンなら本で知ってるかもしれない。じゃあ、ニューブリテン島のラバウルを知っているかの問いにYESならもうオタク100%はほぼ90%だろう。

さらにニューギニアの地名を3つ以上挙げられたらほぼ確定。(たとえば、ポートモレスビー、ラエ、ブナ、サラモア、)陸軍主体の苦しい戦いぶりから、もともと陸軍の仮想敵国はソ連でね、と話をしてくれるだろうし、きっと日本が戦争に負けるターニングポイントはミッドウェイ海戦だけではなく、ガタルカナルをめぐる攻防戦だと説明してくれるはずだ。

ちなみに私は新婚旅行に知らんぷりしてパラオに行き、嫁さんを無理やり戦跡ツアーに参加させた極悪非道なおとこです、いや、おたくです。(爆)上記の写真はそのときに撮影したのだ。

ペリリュー島の95式軽戦車


 
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