三笠との出会いと陸自携帯ストラップ



CFSにどっぷりはまりこみ、自分はやっぱりミリタリーオタクなんだなと再認識したものの、まだまだ周囲にその事実をカミングアウトするには至っていなかった。(
ったく我ながらシブトイ・・・)

  そんなある日、横須賀が海軍カレーで町おこしをしているという記事を見かけた。その記事がずっと記憶に残っていて東京出張した翌日に慣れない地図をみながら横須賀の町へ足を運んだのだ。(東京から横須賀は遠かった)海軍カレーで町興しと書いてはあったものの、特に大々的に宣伝している様子もなく、探し回って食べたカレーはめちゃ普通でちょいがっくりだったのだが、三笠記念公園にある日本海海戦で活躍した三笠を見てもう大感激してしまったのである。

某店の海軍カレー

そうなのだ。実はオタクのわりには模型が中心だったため、いわゆる実物系にはいままでまったく興味がなく、また展示されているものがあるということも全く知らなかったのである。たまたま海軍カレーでネット検索して知ったというのがホンマのところだったのだ。(このときは親父を恨んだがもし知っていたら・・・)


三笠記念公園にある東郷平八郎元帥と記念館三笠

三笠の主砲と艦橋

この三笠見学を通じて感じたことは、いくらイメージであれこれ妄想してもやはり実物に勝るものはないということ。さらにその気になれば旧軍跡を旅行出来るのだということだ。この後、東京に1ヶ月か仕事で滞在することがあったが、高尾山登山やラーメン博物館見学など押さえるところは押さえつつ、埼玉の朝霞駐屯地にも遠征してきたのであった。
当日はあいにくの雨模様

陸上自衛隊のパンの缶詰土産

オタクな携帯ストラップ(^^)

しかし、いくら一人でこれらの施設を回ってもやっぱり共感できる人がいないのは寂しいのだ。そんな寂しさもあってか、自己PRの為に勇気を振り絞ってオタクな携帯ストラップを購入したのである。

携帯のストラップは露出度が高いため、正直なところ付けようか止めようか迷ったが、なんだかこのあたりから「もうカミングアウトしてもいいのかな」という気持ちに不思議となっていた。CFSに熱狂したことで改めて自分は好きなんだと分かったことが大きかったのだろうか?

こうしてオタクなストラップをつけ、さらに携帯のアドレスもドイツ空軍の戦闘機の名称に改め、すこしずつカミングアウトできる環境と整えていったのである。

 
 
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