父親と静岡ホビーショウへ

2006年5月21日。静岡で毎年開催されている模型の祭典「静岡ホビーショウ」にオヤジと行くことにした。もちろんもちかけたのは俺様。すでにその存在はオタクになったころから知っていたが、そもそもこういうイベントに出かける発想というものが無かったことから、これまでまったく無縁だったのだ、意外にも。

さすがにカミングアウトしている今は自由に「ホビーショウに行ってきます」と公言しているが、県外の人&オタクじゃない人にとっては聞いたことない小さな地方のイベントらしくほぼ、全員が「何それ?」という反応だった。おいおい、あんたプラモデルのひとつやふたつくらい男なら作ったことあるだろー?そのメーカーの本社はどこにあるんだよ〜。静岡でっせ〜。

開場1時間前なのに長蛇の列!!

タミヤ模型を知っていれば、まあ合格、長谷川を知っていればおおっ!フジミ、アオシマ、ニチモ、ピットロードとなるともうオタクの領域か。そんな程度なので模型ショウといってもたいした人出ではないだろうとタカをくくっていたのだが、これまた会場に到着して驚いた。すでに1時間前なのにこの長蛇の列なのだっ!!ななな!なぜだあ。よくよく聞いてみると新作が事前に見ることが出来る以外に激安のジャンクパーツが出ていたり、結構掘り出しものがGETできるのがホビーショウなのだそうだ。

待つこと30分。ようやく会場に入れた。飛行機オタクのおやじはやっぱり飛行機のブースへ。製品担当者がうれしそうに説明してくれるのを熱心に聞きつつも作品をオタクの視線でチェックするオヤジの姿を見て「血は争えん」とつぶやく俺様であった。
デジカメで撮影しまくり ウォータラインの山!

模型に釘付け(爆)

オヤジは飛行機専門、俺は飛行機も含むが、戦車や艦艇にも興味あるのでここで1時間ほどの自由時間を設定し、館内を自由にまわることにした。1時間後オヤジの手にはでかい紙袋が3つも。32分の1サイズの疾風、48分の1サイズのボーファイターと一式陸上攻撃機。本人はまるで少年のようにウキウキ

タミヤのブースでは零戦21型と海軍戦闘機搭乗員の模型が展示されてました。オタクの皆さんなら箱絵が誰の写真を参考に作られたか一目でわかりますよね?そうです、あのエース坂井三郎が、96陸攻をバックに撮影した有名な写真ですね。こんなハンサムなパイロットいたのかな。(笑)

疲れた体にムチを打ち、昔は神と崇めた「タミヤ本社」に参拝してまいりました。金型も見せてもらい暑くて喉が渇いた以外は最高に大興奮の1日。



広島に続き、親父と2人の旅行第二弾であった。正直なところ、僕も模型をほぼ10年以上ぶりに買おうかどうしようかかなり真剣に迷ったが、買ってしまえばかならず部屋に引きこもって模型製作に熱をいれてしまう、きっと家族とも口をきかなくなるだろうーなあと考えなんとか踏みとどまったのである。(笑)



  
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